2010/08/01

加齢臭を考える

加齢臭が資生堂により発見、命名されたのは2000年12月。意外と最近なんですよね。「ストレス」や「花粉症」のように、以前からあったものに呼び名をつけることで、世間は大げさに騒ぎ立てるようになります。

加齢臭だってごらんの通り。

名前を付けられたことで多くの人が気にするようになりました。加齢臭という言葉が知られだした当時は「カレー臭」、つまりカレーライスの匂いだと思っていた人がいる、なんて笑い話もあったほど。ところが今では、中高年男性が少しでも臭いと「あの人は加齢臭がする」なんて言われてしまいます。

ポマードや仁丹の臭いを指して呼んでいる勘違いも多くあります。娘さんや奥さんがあなたに「臭い」というのは、ちょっとした意地悪や観念的なオヤジくささのことではありません。本当に臭いのです。

年齢に伴って現れる加齢臭はどうしようもないと思っている人も多いですが、清潔にさえしていれば、それほど臭うことはありません。年齢を重ねると体内の抗酸化作用が低下するため、脂肪酸がどんどん酸化されて加齢臭に変わります。

男性ホルモンが皮脂腺を活発にすることも関係あるようです。女性にも加齢臭はありますが、一般に女性の方が清潔を心がけているため、それほど臭いません。つまり、男性もきちんと清潔にしていれば、あまり臭わなくなります。