2008/06/22

自分に合った、便秘薬を選ぶ

薬局ではさまざまな便秘薬が売られていますが、自分にあった便秘薬を選んでいますか。

便秘にもいろいろな種類があります。
多くの人は便の我慢を繰り返して起こる習慣性便秘です。

他にも大腸が緩み便を送る力が弱る弛緩性便秘や、逆に緊張で大腸が縮み便が通りにくくなる痙攣(ケイレン)性便秘などが挙げられ、それぞれの症状にあった便秘薬選びが必要です。
膨潤性便秘薬や刺激性便秘薬は、大腸の働きが鈍っている習慣性便秘や弛緩性便秘に効果を発揮します。

膨潤性便秘薬の作用は食物繊維とほぼ同じと考えてよく、軽い便秘であればダイエット食品でも代用できます。
刺激性便秘薬は腸を直接刺激して腸の働きを改善する作用をもっており、コーラックやタケダ漢方胃腸薬などが薬局で市販されています。

ところが、大腸が緊張して収縮している痙攣性便秘の場合には、さらに腸を刺激する刺激性便秘薬はかえって逆効果です。痙攣性便秘の場合には、塩類性便秘薬が効果的です。

酸化マグネシウム、クエン酸マグネシウムなどの塩類性便秘薬は、浸透圧によりまわりの水分を集めて便を柔らかくする作用があります。
もちろん、安易に便秘薬に頼ることなく普段から便秘にならないような生活を送ることもとても大切です。たとえば毎日決まった時間にトイレに入る、朝食をしっかり食べる、朝起きたときに冷たい水や牛乳を飲む、食物繊維を多く含む野菜を食べる、などなどちょっとした心がけ次第で便秘になりにくい体質になります。あなたも便秘薬に頼らない生活を送ってみませんか。